【企業研究】自動車メーカーの特徴とは?データとランキングから良い転職先を探そう!

自動車メーカーのそれぞれの特徴を比較・ランキングを通して押さえていきましょう。

自動車世界販売台数ランキング

自動車世界販売台数のランキングを見てみると、1位がトヨタグループで1,050万台となっています。日本の企業に関してはトヨタ、ルノーグループとして日産・三菱、ホンダ、スズキがランクインしています。上記のことからも日本の自動車メーカーは世界的な競争力が高いことが伺えます。

自動車メーカーの経営成績比較

2022年の国内主要9社の経営成績サマリは次の表の通りです。

(各社の有価証券報告書より筆者作成)

業界分析や企業研究は志望動機の作成にも役立ちますので計数面からも研究しましょう。

長期的に仕事に従事することを考えると勤める会社の規模や安定性も視野に入れましょう。

自動車メーカーの売上高比較

2022年の国内主要9社の売上高比較は次のグラフの通りです。

1位はトヨタで37兆1,543億円でした。トヨタは2位のホンダから2倍以上の差をつけてダントツの1位です。2位のホンダは(二輪事業等も含)16兆9,077億円、3位の日産は10兆5,967億円、それぞれ事業規模が10兆円を超えている巨大企業です。この中で最も小さい規模の日野自動車でも1兆5,073億円と1兆円を超える規模の売上高を有しています。

自動車メーカーの営業利益比較

2022年の国内主要9社の営業利益比較は次のグラフの通りです。

1位はやはりトヨタで2兆7,250億円でした。トヨタは営業利益率でも7.3%あり、稼ぐ力が圧倒的であることが分かります。ホンダは営業利益が7,808億円で2位となっており、営業利益率は4.6%でした。ホンダはトヨタより営業利益が少額になっていますが、全業種の日本企業の中ではかなり上位にランクインしています。営業利益率においては、トヨタ、スズキ、SUBARU、いすゞ、三菱がそれぞれ7%以上となっており、高い収益率を誇っています。上記のその他の会社も営業利益では全て黒字なので、事業運営の中でしっかりと儲けることができていると言えます。

自動車メーカーの平均給与

2022年の国内主要9社の平均給与比較は次のグラフの通りです。

トヨタ、ホンダ、日産は年収800万円を超える高額報酬となっています。またその他の企業も650万円以上となっており、日本の平均給与443万円※と比較すると200万円以上多いという結果になっています。

※国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」

まとめ

自動車メーカーの企業についてランキングを通して比較をしてみました。

車好きの方や、世界で活躍したい方、新しい技術やスキルを磨きたい方、多くの方にとって魅力的な業界です。また経営成績が良い企業も多く、給与も比較的高額となっています。チャンスがあればここで取り上げた企業を狙って転職活動を進めてみるのはいかがでしょうか。

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