【転職準備】まずはじめに自己分析をしよう!

自己分析とは

自己分析とは、自身の本質を深く理解することです。

自分自身を客観的に見つめ直し、自分の強みや弱み、価値観、スキル、キャリアプランなどを整理することで、自分自身を深く理解し、仕事の適性や希望に合った職種や企業を見つけることができます。

自己分析は転職理由や希望条件の整理につながるため、企業選びや志望動機の作成に活用することができます。また自分の強み・弱みを知ることやキャリアの棚卸しによって職務経歴書や自己PRなどの応募書類・面接などでも役立ちます。

自己分析の目的
  1. 転職理由・希望条件の整理 → 企業選び・志望動機
  2. 自分の強み・弱みが分かる → 自己PR・職務経歴書

逆に言うと自己分析ができていないと、応募すべき企業も分からない、自分の強みも分からないので自己PRもできない、ということになりかねません。自己分析は転職活動を始めるうえで最も重要なプロセスです。転職に悩んだらまずファーストステップの自己分析からやってみよう。

自己分析ってどうやるの?

自己分析のやり方に決まった方法はありません。

ここでは簡単な方法をご紹介します。

自己分析の手順3ステップ
  1. なぜ転職したいのかを考える
  2. 自分の特性・価値観を見つめ直す
  3. 自分のキャリアとスキルを洗い出す

1.なぜ転職したいのかを考える

まずは転職をしようと思ったきっかけを振り返ってみましょう。現職での悩みや不満は何なのか、転職で実現したいことは何なのかを書きだそう。自分が目指すキャリアをイメージしてどんな仕事を選ぶべきか、どんな企業が自分に合うのか考えてみよう。

「年収を上げたい」場合は次のように深堀しよう。具体的な数値や判断基準を明示するとGood!

  • どのくらい年収アップを目指すのか
  • なぜ年収アップを目指すのか

「自動車販売の営業がしたい」場合は次のように深堀しよう。

  • なぜ営業職が良いのか、他の職種への希望はあるか
  • なぜ自動車販売業界がよいのか、他の業界への関心はあるか

転職で実現したいことを書き出したら、優先順位を付けてみよう。

必ず実現したいこと、できれば実現したいことを切り分けよう。

また判断できる部分と判断できない部分があるのでその区分をつけよう。

年収アップが希望の場合は、求人やオファーで判断できる。一方で人間関係が良い職場を希望していても入社してみてからでないと判断できないことが多い。

2.自分の特性・価値観を見つめ直す

自分がもともと持っている特性や、価値観を見つめ直してみよう。

以下の質問について考えてみよう。

  • どんな仕事が好きか
  • 仕事をするうえで大事にしていることは何か
  • どんな仕事にやりがいや魅力を感じるか
  • 尊敬する・憧れる人はどんな人か
  • 周りと協調しながら仕事を進めることが得意か、1人で仕事を進めることが得意か
  • 周りの人からどんな人だと言われるか

自分のパーソナリティーを具体化して、自分にあった仕事の軸を見つけよう。

3.自分のキャリアとスキルを洗い出す

これまで経験してきた業務を振り返ってみよう。

まずは業務経歴書を書いてみて、過去の経歴を整理するのがおすすめです。

それぞれの経歴の中でどのような役割を果たしてきたのか、どのような成功体験・失敗をしてきたのかを振り返って、書き出そう。

  • どんな役割を果たしてきたか
  • どんな成功体験をしてきたか、そのなかで工夫したことは何か
  • どんな失敗をしてきたか、そのなかでどんな学びを得たのか
  • どんな人と関わってきたのか、どのようなところに注力したのか

具体的なエピソードとともに書き出すのがポイント。

「リーダーとしてプロジェクトを統括して進めた」「後輩に仕事を教えた」「業務プロセスを見直して大幅な効率化ができた」など。努力した点・工夫した点などを書けるとなお良いでしょう。

書き出したなかで身に付いたスキル、特に長けていると思うスキルを挙げてみよう。

論理的思考力・リーダーシップ・継続力・コミュニケーション力・分析力など、自分の強みを言語化してみましょう。

まとめ

自己分析は転職活動の「ファーストステップ」で最も重要なプロセスです。

自分が進むべきキャリアを見つけるうえでとても重要な作業です。また志望動機や自己PRにもつながるため、転職活動で合格を勝ち取るうえでも役立ちます。

  • 転職の目的や軸が明確になる
  • 志望動機や自己PRに活かせる
  • 職務経歴書に活用できる
  • 面接対策に役立つ

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